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2007年 02月 04日 ( 1 )

焼酎・熱湯・梅干・もずく酢・揚げだし豆腐

悲しい眼をした女性だった。

透き通るような深い瞳で俺を見つめていた。


迎えに行くから…そう、彼女は言った。

いくら待っても俺が来ないから…そういう意味が言外に含まれていた気がした。

女性にすっぽかされた覚えはあっても、すっぽかした記憶はない。

どういうことだ?
そう、問いかけようとした俺を制するように、彼女は霧の様に消えた。


夢だったのだろうか。
その直後強烈な睡魔に襲われた俺は抗うことすらしなかった。



ふと、誰かに呼ばれたような気がして眼を覚ました。


彼女だ。


迎えにきたよ…そういって、俺の手を引いて行こうとする。



>どこにいくんだ?

…………。


>帰ってこれるのか?

…今日中には無理。


>俺これからバイトなんだよ。


…じゃあ明日は?


>すぐ帰ってこれないんだろ?


……じゃあ、あなたに恋人ができたとき迎えにくるわ。


>話がいきなり飛んだな。それは困るだろ…。


…じゃあ、結婚したとき。


>もっと困るって。



……じゃあ、いつならいいの?


>そうだな…。


>じゃあ、俺が死ぬとき迎えに来てくれ。


……わかったわ。


そういうと、彼女は影すらも残さずに消えた。



そんな、今朝方の夢…だったのだろうか。



悲しい瞳をしたあの人は、いったい誰なんだろうか。
by down-to-mexico | 2007-02-04 01:00